我が家の2人の子供は自閉症です。
当時、2才4か月の娘は喃語しか言えず、親の話も一部を除いて理解できない状況でした。
現在は、50音は全て言えるようになり、二語文も言う事が出来るようになりました。
自発的な発言も増え、抱っこ、肩車をねだるようになりました。
一番ねだるのは食べ物ですけどね。。。
振り返ってみても、この一年で娘ができるようになった事の大半はABAで身に着いたものです。
自分と妻も頑張りましたが、つみきの会(NOTIA)セラピストさんが頑張ってくれたお陰です。
特に50音の発声は難しく、半年以上かかりました。
セラピストさんのノウハウが無かったら、1年以上かかっただろうと思います。
(もしくは無理だったかもしれません)
医療費控除
さてつみきの会(NOTIA)ABAセラピーをはじめ、児童発達支援の幼児教室等、結構なお金がかかりました。
確定申告でこれらの費用を医療費控除できるかもしれないと淡い期待を持ちましたが、
結果はNGでした。
ABAセラピーは医療費控除適用外という税務署の判断
・医師の処置ではない。(民間療法という位置づけ)
・領収書に収入印紙がついている。(医療機関の領収書には収入印紙はない)
まとめ
自閉症は手術、薬で治せない事。ABAにはエビデンスがあり、アメリカでは公費でABAを受けられる等、もちろん話しましたが、やはり結果はNGでした。
「医師の処置ではない」という事実が大きいようです。
「医師によるABAセラピーの療育指示書があればOKか?」という話も聞いてみたのですが、NGと言われました。
この件は、税務署によっても判断は違うようで、医療費控除の範囲内という判断をしている例もあるようです。
※事前に管轄の税務署に電話で確認すると、無駄な手間が無くて良いのかなと思います。
※確定申告の医療費控除自体はパソコンを使える人なら割と簡単です。
国税庁の確定申告作成コーナーで必要な項目を入力して、印刷・郵送、もしくはe-Taxでネット完結可能です。
(源泉徴収票、医療の領収書、免許等身分証明のコピーが必要です)
現代の医学が自閉症に対して無力である為に、
ABAセラピーに頼っている身としては、
違和感があります。
ABAによって自閉症が改善される人が増えれば、
少子化に向かう日本において、活性化に繋がるのではないかと思うのですが。
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